お客さま目線を大事にします。

わたしの友達のご主人が、証券会社に勤めているのですが、彼は毎日、白のシャツを着るそうです。
カラーシャツは着ない。
白ばかりたくさん持っているそうです。
その話を友人に聞いた時は
「へぇ、そうなんだ。」としか思っていなかったのですが、
我が家も娘の学資保険に入るときに、保険会社の方に来ていただきました。
その方もまた、毎回紺色のスーツに、ただの白シャツ+ネクタイはエンジ系。
いつもそうでした。
そのときもまた、「この人も、オシャレしないんだなぁ。」と思っただけでした。
3年後
3年後、今度は息子の学資保険に入るときに、娘の保険でお世話になった方に、また来ていただきました。
その方は変わることなく紺色のスーツにただの白シャツ+ネクタイはエンジ系。
「どうして?」と思い思い切って理由を聞いてみました。
「いつも同じ色のシャツ、ネクタイ、スーツなんですね。何か理由があるんですか?」と
その方がいうには、
「我々はお客さまからお金を預かる仕事をしているので、変化がないほうがよい。」
変化=金融市場の変動。
「お金を安心して預けていただくために、常に変わらない印象でありたい。」
ということをおっしゃってたのです。
うーん!!なるほど!
メイクやスタイルを仕事にしている私たちはトレンドや季節に合わせて、ヘアメイク&
ファッションで、「変化を見せる」のが仕事ですね。
しかし、その保険会社の彼らも、プロとしてのファッションを選んでいるんだな、と。
だとしたら、変化より、安定したスタイルに安定したメイクも大事。
「お客様の気持ちに寄り添うメイク」を大事に心がけたいです。